2025/11/08 09:34
作品づくりを続けていると、ときどき
「この作品のはじまりはどこからだったかな」と
ふと立ち止まることがあります。
私にとって、麻紐かごのはじまりは “リングピロー” でした。

お客様からのオーダーでお作りした、麻紐で作るかご。
結婚式の特別な日に、指輪をそっと乗せるためのものです。
そこから少しずつ、
ウェルカムスペースやリングガール、ボーイ用かごとして
選んでいただく機会が増えていきました。
そして結婚式のあとも、
「ベビー用品を入れて使っています」
「おままごとにちょうどいいんです」
「今は家族の文具入れになっています」
そんなうれしいお声をいただくようになりました。
時が経っても、暮らしのどこかに寄り添い続けている。
それが、私の麻紐かごのいちばんの魅力だと思っています。
お菓子入れにしたり、趣味の道具をまとめたり、
季節ごとに飾りを変えて楽しんだり。
ひとつのかごが、形を変えながら思い出を重ねていく。
人生の節目にも、何気ない日常にも、
そっと寄り添えるような存在でありたい。
そんな想いを込めて、今日も一編み一編み、丁寧にお作りしています。
